日本語の勉強って楽しいですよね!...そうじゃない時もありますけど。日本語能力試験や漢字アプリ、そして日本のテレビ番組で頭がパンパンになってきたら、即興コメディを取り入れながら勉強してみてはどうでしょうか?
「即興コメディ」とはお客さんから与えられたお題をもとにその場でコントを作ることを言います。ですので、台本なし、リハなし、予定調和なしでコントが進んでいきます!
「パイレーツ・オブ・東京湾」はコメディを通して日本語を駆使する多国籍メンバーがいる、東京を拠点としたバイリンガルの即興グループです。同グループはアメリカやアジア各国を周り、大使館やインターナショナルスクールなどでパフォーマンスをしており、日本国内の公演では海外からのパフォーマーを迎えています。また最近では、企業向けに即興を取り入れた社員研修も提供し始めました。
そこで私たちが学んだことを紹介したいと思います!
5. キャラを毎日変えていく
日本語を勉強するうえで欠かせないのは、文法や敬語の正しい使い方です。即興であれば、毎回コントは違う内容になるので、役柄を変えると同時に話し方も変えていくことができます!
4. 文法にこだわりすぎない
完璧主義者のあなたには是非ここは読んでほしいです。流暢さは何も文法だけではありません。スピードも大事です。即興では、じっくり考える暇などありません。会話を始める(または会話に反応する)ことで慎重にならず大胆になることがポイントです。
3. ドンと構える
即興コントを成功させるには相手の言っていることに耳を傾け、どんなアイデアでもすぐに拒否せず受け入れることです。そうすれば、共に解決へと向かうことができます。
2. 自信を持つ
即興は人生のように台本がありません。コントをするうえでパフォーマー達は次に何が起こるのかわからなくとも、正しい方向へ導くために自分を信じる必要があります。見ず知らずの国で母国語ではない言葉を喋ることは不安な時もありますが、自分自身を信用することが幸せを見つけるためのポイントになります。
1. 日本のユーモアを学ぶ
日本語で人を笑わせることは何も日本人に向けてだけではありません!デート、ビジネスディナー、普段の仕事でもユーモアを知っているだけでより楽しくなります!
日本語と英語の即興コントを生で見たい方へ。2015年11月29日(日曜日)にパイレーツ・オブ・東京湾は五周年記念公演を開催します。場所は東京・六本木にあるスーパー・デラックス。当日券もしくはPeatixで前売り券を販売しています。
Top photo © Benjamin Parks.